こんにちは、ななを。です。
子供の頃、何かできた時にご褒美はありましたか?
「テストで100点取ったら」「宿題が終わったら」「試験に合格したら」「コンクールで賞を取ったら」
もっと身近なことで言うと、
「テキストが1冊終了したら」「レッスンの1曲が終わったら」「お手伝いしたら」
様々な「ご褒美」があると思います。
このご褒美は、子供の原動力になると考えられがちですが、果たしてそうでしょうか?
大人になったら「給与」「インセンティブ」と言うご褒美はどう機能するのでしょうか?
「ご褒美」に関することをまとめました。
1、「ご褒美」で成績が上がるのか
TED Talksで「ダニエル・ピンンク」がこのような考察を語っている。
(参考:TED公式サイトより「ダニエル・ピンク:やる気に関する驚きの科学」)
ちなみにこんな本も出ているので参考まで。
・「ご褒美」が機能する場合
①単純なルール
②何か明確な答えがある
③視野を狭め心を集中させる物
このような作業には
If Then式報酬(これをしたらこれが貰える)が機能する。
例えば「ルーチン的」「ルーチン適用型」「左脳的な仕事」である
「ある種の会計」「ある種の財務分析」「ある種のプログラミング」
要するに、今機械化されているようなものが挙げられる。
・「ご褒美」が機能しない場合
①右脳的な問題解決
②クリエイティブな考える能力を要する物
③答えが目の前に転がっていない、周りを見渡すような物
上記のような物が「ご褒美」が機能しないものとしてあげられる。
なぜなら、報酬は「私たちの可能性を限定しまうもの」だから。
・Googleが実践していること
Googleは、エンジニアは仕事の「20パーセント」を
なんでも好きなことに使う事ができる、という制度が存在する。
この自由な時間で新製品の半分がまれたと言われている。
(ダニエル・ピンクのプレゼンテーションより引用)
2、「ご褒美」によって育てられた子の将来
こちらの本には、少し怖い事が書いてある。
目的が「ただ、やりたいからやる」から「ごほうびをもらえるからやる」に変化します。
もともとは期待していなかったはずのごほうびがないだけで、
急にモチベーションが下がってしまうのです。」(引用:『図解 モチベーション大百科』池田貴将著)
お金、すなわち報酬をもらうようになるからだ。
〜今日の小話〜 今日は、友人と、「友人の友人」2人を含めた4人で「ZOOM夜会」を開催した。 本当に素敵な方で、このブログに関してもアドバイスをいただき、 そして、たくさんのポジティブな言葉をいただいた。 知識も心も満たしていただき感謝するとともに、より一層頑張っていこうと思った。 この状況だからこそ出会えたと思うので、外出自粛も悪いことばかりじゃないなと思いましたとさ。感謝。
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